2007年11月21日水曜日

★妊娠期★

<妊娠期を簡単に、できる範囲で?振り返り・・・>

LICHTLOVEでは、いろんなことを忘れないように振り返ろうと思っていたのですが、日々のお世話に追われて、どんどん記憶が・・・・。
手がかりはLICHTが生まれてからつけ続けているダイアリー。


しかし、こちらは、おむつや授乳の回数や時間が記載されているだけ・・。











そして、もうひとつの手がかり。


妊娠の可能性が高いと判明した検診時妊娠中につけていたけれど妊娠悪阻や出血(切迫流産)等で色々な不安を綴っているうちにいつしか書くのをやめていまっていた絵日記のかけら。


その欠片によると・・


最初から最後までトラブル続きで、結局いわゆる安定期をほとんど経験できずに出産に至った今回の妊娠は、やっぱり体調不良と不安から始まっていたようです。
内膜症による後屈と幾つかある筋腫の影響もあり、過去にようやく実を結んだ赤ちゃんたちは胎内で無事育つことができなかったので、婦人科にお世話になっていたのですが・・

まあ色々あって


・・まあ・・


いろいろね・・(^_^;)


完全に通うことを諦めて、もうずいぶん経った頃

久しぶりの妊娠陽性反応と体調不良のために悩んだり迷ったりした挙句、

ずいぶんご無沙汰している婦人科の苦手な先生を訪ねました。
内診のあと、

いつものビミョーな表情をしながらモニターを見ている先生の顔を想像しながら

診察に入ると
突然「これはいけそうだ」と言いながら今回のエンジェルリングをみせてくださいました。



「今までと全然ちがうやろ」


と言われるも、正直何が違うのかわからず、ただ、先生がなぜか嬉しそうで興奮気味なことが伝わってきて

『今までとは全然違う』と納得したと同じタイミングで「ようできたな」と声をかけられ一気に涙が溢れたのを思い出します。

それでも「後屈で流れやすいから十分気をつけて、まだあまり喜ばないように」と釘を刺され、


「しばらくは自宅で大人しく、お風呂も簡単に、できればトイレ以外は寝ているように」


「階段の上り下りは基本的にダメ。ねる時はうつぶせで、次は一週間後に・・。」と言われ、


その日は喜んでいいのかどうしていいのかわからないまま帰宅し

その後はしばらく一週間おきに婦人科に通いました。

三週間後、

「いつ頃になったらエコー写真をくれるんだろうもらえないということは、まだ妊娠が確定していないということなのだろうか」

なんて考えていた三回目の検診のとき、
「少し早いけど今日の帰りに母子手帳もらっておいで」
と言われドキドキしながら市役所を訪ねました。


書類を書き込むと小さな母子手帳と市のサービスリストそしてかわいい「お腹に赤ちゃんがいます」とかかれた母と子の絵がついたキーホルダーをもらいました。




『お腹に赤ちゃんがいます』










この言葉に胸が一杯にならないはずもなく
息がつまりそうな思いでキーホルダーを握り締め事務員さんにお礼を言って外へ飛び出し 、玄関を出たところで人目もはばからず大泣きしたことは日記を読み返さなくても覚えています。


その後5回目の検診の時にやっともらったのがこちらの胎内エコー写真。



小さくてもちゃんと二等身になっていてお腹のなかに本当に赤ちゃんがいるんだ・・とドキドキしました。ちなみに下側が頭だそうです。


最終月経からの計算からでる週数で考えると、ずいぶんお腹も胎児も大きかったらしく胎児の大きさから予定日を出してもらいました。
初めてのエコー写真。初めての予定日。


帰宅後、一番にしたことは二年半前に生まれて初めて妊娠した時に購入した「たまごくらぶ」のストラップをかばんにつけること。











今思えばたった二年。
長く感じた二年半でした。。
その後出血やはりが続き、切迫流産。なかなか安心できずしんどい日々の中で嬉しかったのは婦人科から産婦人科に移ったこと。



婦人科では母子手帳もこそこそ提出していたのだけれど産婦人科は、夫婦連れやおばあちゃん連の大きなおなかの妊婦さんたちが幸せそうにお腹をさすりさすり。。。


幸せいっぱいの空間で、自分も幸せになったものです。





そして初めての胎動。


喘息の発作が頻繁に出ていた頃に初めての胎動を感じたのではじめはお腹がグルグルしてるのかと思いきやせき込むたびに反応するお腹・・。これが胎動なのかと思った時はうれしくてうれしくて。











話し甲斐も歌い甲斐もUP↑UP↑


お腹をトントン叩くと中からキックキック
幸せいっぱいな時間です。
そのかわり、夜中もお腹をキックキックで・・眠れなかったりするんですけどね。。




そして「男の子だよ」っとLICHTが教えてくれて・・



4D外来で、立体的なエコー写真を見た時は興奮状態に☆。☆





たくさんのDOKIDOKIや不安やWAKUWAKUをくれる彼。









赤ちゃんは意外とお腹の中の記憶を持っていてしゃべり始める2歳くらいの時に話してくれたりする・・と聞いたので



いつか胎盤が安定したらなんだかすごーくのんびりできる空気の美味しい広々とした景色を一緒に見に行こうと思った矢先に


激しい胎動が弱くなりはじめは先生や看護師さんたちに「寝てるだけ」「たまにはそんなこともある」と言われながらも受診し、
そのまま一時間半後には誕生★

そのときは言いようのないショックでいろんなことをマイナスに考えてしまっていましたが・・

今では心から「人よりも早くふつーでは見られない時期のLi-kunの姿が見られて幸せだなぁ」と思うのです。



それもこれも、Li-kunが頑張って生まれてきてくれたから






頑張って治療を受けてくれたから




頑張って元気に育ってくれているから★


ちなみに、今日も退院後検診で筋肉注射を打たれて

大粒の涙を流したばかりですが・・



そのあとはケロッと元気にみんなを癒してくれています。





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